「回収」から「デザイン」へ人類のための全く新しい〈循環〉概念を作り出す
春池ガラス実業有限会社 | W春池計画 W Glass Project
「W春池計画」はデザイン・アートの境界を乗り越え、国際的なブランドと協力し、ガラスリサイクルの新たな価値を創造。リサイクル産業のイメージに転換をもたらします。
私たちが取り組んでいるのは、展示会やクリエイティブなイベントを通して、リサイクルガラスを人々の日常生活の中に溶けこませ、SDGsを「簡単・楽しい」ものに変えていくこと。
台湾で地域的なつながりを作るのみならず、海外進出も目指しており、日本でも「透明な持続可能性」をスローガンに、未来を見据えた循環型経済のための変革運動を打ち出します。
生活に〈循環〉を取り入れ、持続可能な未来を。
What is W Glass Project ?
一人ひとりのリサイクル行動から、社会全体の〈循環〉運動へ。
「W春池計画」は台湾・新竹を拠点とする会社です。持続可能性に対する全く新しいビジョンを切り拓き、廃棄ガラスのリサイクルに取り組んでいます。
春池ガラスの創立者・吳春池は1961年にガラス産業に身を投じ、1981年に正式に「春池玻璃実業有限公司(春池ガラス実業有限会社)」を設立。ガラスの回収とOEMを手がけてきました。日本統治時代に台湾に伝わったガラス工芸の価値を継承し、168啤酒玻璃杯(168ビールガラス杯)や台湾の代表的な下請け産業であるクリスマスイルミネーションの製造に従事。新竹地区のガラス産業の隆盛を体験してきました。その後、海外生産品の需要が高まると事業は苦境に陥り、春池は事業転換を模索します。「W春池計画」の始動は、春池にとって新たな転換点となりました。皆さまに名前を覚えていただいている本業のガラスリサイクルだけでなく、伝統産業に新しい価値をもたらすことにも活発に取り組んでいます。
「ガラス復興」の期待と責任を背負い、「持続可能」精神を掲げる。
Service
「W春池計画」は「春池ガラス実業有限会社」が築いてきた基盤を利用し、毎年15万トンの廃棄ガラスを収集しています。豊富な回収ガラス資源と40年以上に及ぶガラス製作工芸・開発技術を駆使し、完璧なガラス原料とプロフェッショナルな技術を提供します。
分野を越えた協力に積極的な「W春池計画」は、台湾から回収者・消費者・デザイナーを結びつけます。私たちが手がけるのは、工芸技術とデザイン・アートのマッチングと、「持続可能」の概念をめぐるアイディエーション。循環型経済にまつわる数々の難題を解決します。
● 回収ガラスの再利用
● 素材マッチング技術の開発
● 分野を越えたデザインのマッチング、アート・工芸の創作
● 商品開発、コラボレーション
Cycle Value
デザイナー/ W春池計画
回収されたガラスを再設計して、製品に変えます
消費者
日常の使用を通じて、ガラスの用途を広げる
回収業者/提携店舗
廃棄または破損したガラスの収集
春池ガラス
廃棄ガラスの再処理
Creative Agency
「W春池計画」は「リサイクル」と「創造」という、一見矛盾する二つを結び、意義深い無限の〈循環〉を生み出しします。
ガラス素材とアートのコラボレーションに長年携わって蓄積したノウハウを活かし、商品・展示・イベントから地域おこしまで手がけるW春池計画。これまで多くの国際的なブランドとコラボして、「グリーン&サステナビリティ」を実現するためのさまざまなプランと循環モデルを構築してきました。
● 新竹「春室」、台南「南美春室」でのパフォーマンス、セレクトショップ、飲食店とのコラボ
●「持続可能な循環」コンセプトの企画、協力、推進
●「循環」「環境」に関する分野を越えたイベントや展示
W Glass Project
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W Glass Project ●
商品コラボ例 Product Case
W春池計画×HMM
台湾総統府から国賓への寄贈品
W春池計画×春水堂
春水堂38周年記念品
台湾TSMC
資礼賞
第十一回
総統文化賞
春池計画×W Taipei
WOW MOON邀月杯(コップ)
ブランドコラボ実績 Creative Event
台湾MUJI
台湾蔦屋
agnes b
展示イベント Issue Event
春池ガラス展示会
「透明 PACHINKO」in 東京
台湾設計展
「〇循環設計展 THE LOOP」
台灣新竹透明祭
Galas
受賞実績 Awards
南美春室
新竹春室
台湾 総統創新賞
2023年から、W春池計画は台湾をリードして、世界に向けて「“透明”提言」を行います。まずは企業利益を透明化。「文化の継承+デザインのアップグレード+循環型経済+持続可能な環境」を目標とします。エコ・フレンドリーな「透明精神」によって、万物を包みこみ自然を永久に続かせる「循環」の価値を象徴し、人類と地球の共生というテーマを追求します。
〈透明性〉を通して共感しあい循環型社会への想像力を育てる